[PR] ペット販売 温罨法とは何か?看護技術とは何か? | ある“遅咲き”男の看護学
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温罨法とは何か?看護技術とは何か?
 試験期間中のため、たまたま気づいたことを軽く記述しておきます。

 前から書いているように、今回の期末試験について、私は、試験直前の丸覚え式徹夜勉強として「おしゃべり学習会」方式を採用しました。そしてこの寒い時期、偶然ですが、使い捨てカイロが役に立ちました。
 私は、この使い捨てカイロを自分で買って使ったのは初めてです。使ってみての感想ですが、実際、非常に役に立つと思います。今、すでに使い終わったはずの、昨日のカイロがまだ暖かい、という事実に驚きました。説明書を見ていませんが、同級生の話によれば、だいたい24時間は持つそうです。

 このカイロは、10個で150円弱でした。1つ10円強です。私はこのカイロについて知ったのは初めてでしたが、知っていた看護師は多かったはずです。なぜなら、先日チラッと見た広告によれば、使い捨てカイロの主な使い手は、女性だそうだからです。従って、これは温罨法に使えると考える看護師も多くいたはずだ、ということになります。

 さて、今学期、授業で私たちが習った温罨法が、この使い捨てカイロに比べてどれだけコストのかかるものであったか、今さら詳しく書く必要はないでしょう。正式な温罨法ですから、日本中どこでも大体同じはずです。この正式法を、使い捨てカイロ使用の場合と比べて想像してください。

 正式法の場合、準備するのに、費用も時間も遥かにかかる。そして暖かさの持続時間は、もちろん使い捨てカイロに遠く及ばない。

 温罨法が、身体の循環器系など機能的状況や、安楽など精神・社会的状況に及ぼす影響について、理論的に学ぶことは、使い捨てカイロの話と関係なく重要です。それは当然です。しかし実技に関しては、今さら伝統的な温罨法を学ぶべき根拠は、あるのでしょうか?

 私は、ないとは言えないと思います。それは認めます。しかし、日進月歩の医療の現状に即して考えると、他に優先して学ぶべき技術は山ほどあります。このため、優先順位の低さという意味で、看護教育において、温罨法の技術学習に1時間も2時間もかけることは、もはや根拠を失うのです。

 理論として学ぶ意味はある。しかし技術としては使い捨てカイロでOKだ。少なくとも半期15時間のうち1時間をかけるほどの重みはない。これが私の温罨法に対する今のところの考え方となりました。

 ちなみに以前私は、血圧の学習についても同じようなことを書きました。水銀血圧計を今どき使わないから、わざわざ時間をとって学ぶ余裕はない、という主張でした。面白いことに、このときの教員による根拠の説明は、「世界中のどこに行っても使えるように」「水銀柱方式なら電気のない場所でも使える」というものでした。

 この説明は、デジタル式血圧計にもコンセント式と乾電池式の両方があるという事実を無視したものと思われます。その点ですでに破綻した説明です。そして今回の使い捨てカイロの件に関しては、さらに面白い結果を招くのです。

 ・・・もうお分かりですね^^?

 そう、水銀血圧計を支持する論拠によれば、温罨法において正式に採用すべきなのは、使い捨てカイロということになるのです。

 なんかバカバカしい気もしますが、看護理論を少しでも学問に近づけようと思えば、そのような議論も避けては通れない。と私は考えます。
看護師の専門性22:18comments(5)trackbacks(0)
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温罨法、実際、医療の現場で使う場面あります。。そのときに困らないためにやってるんじゃないいかなっておもってしまいました。それより、先生と論議できる貴方リスペクトです。。教えられるがまま習う私は、もっといろいろ考えなきゃって思いました。
| つっち | 2013/10/20 10:27 PM |

試験ご苦労様です、私も明日に一科目試験を残すのみとなりました。
水銀血圧計ですが、覚えておいて損は無いですね、
『電気血圧計あるじゃん』と言いたいですが、理論背景はともかく、
私はあのシュッ、シュッ、シュコーというプロセスが大好きでして。
(すみません、妙なものが好きで)
まぁ、乾電池式血圧計もいつでもあるわけではありませんし、
水銀血圧計くらい使えないで専門職と言うのもおこがましい、
と、思ってしまう節もありまして…

危険性やその他を色々踏まえた上で
看護について考えていければよいですよね、
カイロについては、医療用のカイロをナースが手がけても、
結構面白いかも知れませんね、
ナースが手がけた療養上や仕事の道具は結構あるらしいので。
一寸した一攫千金(?)のチャンス…かもしれません、
そういう気づきから、新たな何かとビジネスチャンスが生まれる、
そこを見失うな!と教授が言ってました、ええ、
看護というか、逞しいというか、うーん…
| UZ | 2005/02/17 6:51 PM |

祐さん、いのうえゆかさん、毎度ご指導ありがとうございます。

なるほどー、使い捨てカイロには危険性があるのですね。私は初めて使ってみて、その簡便さに驚いたばかりでしたので、割と催眠術にかかったような状況だったのかもしれません。

確かに使い捨てカイロと温罨法では、本来の目的が違うのですから、リスクの見立ても違うことになりますね。しかしここに、日本的な改良の余地というものがあるように感じました。使い捨てカイロも、目的を医療用に再設定して再設計に取り掛かることができそうに思います。

それと、アメリカのようにガイドラインが明らかなことは、とてもいいですね。後腐れがないように工夫されている感じが、いつもしてます。

それにしても、温罨法にまつわるいろいろも、突っ込んで考えれば奥が深いですね。それもこれも実践から生まれる疑問です。看護もまた奥が深いってことでしょうか。
| woaini | 2005/02/17 12:09 PM |

こんにちは
一応国試勉強中の井上@奈良県です。

私も同じようなことで、何度か教員とやりあったことがありますが、本当の論点はどちらが正しいか、ではなく、お互いがお互いの主張を受け入れ、理解した上で論議しているか、なのかも、、、。
教員は、現状や技術の進歩とか、臨床の状況を理解した上で、本当に必要だと自分が心から信じていることを教えてるのか?
というと、学校のカリキュラムで決ってるから、とか、今までそうしてきたから、なんですよね、多くの場合。

水銀血圧計は多くの現場で使われてるし、水銀血圧計しかない現場も日本でも結構あります(地域保険では特に)。だから、水銀血圧計を使える、というのは結構大事なことではあると思うんですが、教員が、電子血圧計と水銀血圧計のそれぞれの特徴(どういう使用法でどのような誤差がでやすいのか、どのような故障がおこりやすか、とかも)、いろいろな施設での保有率と使用率なんかを、真面目に考えたことあれば、それをちゃんと説明してくれればそれで済むことで、「教育者」なら、そこまでちゃんと考えてよ、って、私は思っちゃいました。

使い捨てカイロは、環境保全の問題からもできればあんまりつかって欲しくなかったりするし。サイズ的にも、ちょっと広範囲の温罨法とかには向かないのと、どこいったかわからなくなる、破れるなどの危険もあるかなとも思います。

あと、実習での同じグループの子でバスタオルで温罨法してた子とかみてると、「あなたのためにこのホットタオルを作りました」みたいな雰囲気が患者さんに伝わる、ってのもあるのかも。お仕事になると、そんなことやってるヒマあるんか、とも思うんですけどね。

水銀血圧計で一つ、びっくりしたケース。心臓に金属弁をいれてはった人で、人工弁の閉鎖音が伝わるため、コロトコフ音が聞き取れなかったことがありました。近くで話をすると弁の音が聞こえるくらい音がでっかいんですよ。
実習中、結局電子血圧計で測ってたんですが、他の看護師さん達は水銀で測ってる人と電子で測ってる人それぞれでした(それもデータの信頼性としてどうよ、と思ったんですが)、どうやって音聞き分けてたんだろう、、、、?

あ、話がそれたまま長くなり、申しわけありませんでした。
| いのうえゆか | 2005/02/17 11:25 AM |

使い捨てカイロは危ないですよ。私のような「健康」で皮膚感覚の衰えていないものが起きている時間帯に使っていても、低温やけどをしたことがあります。衣服や布団の下になっていると、最初のうちはどんどん温度が上がって、最高の温度はかなり高いようなのです。患者さん(特に高齢の人、糖尿病などで皮膚感覚の弱っている人、また布団をかぶっている人、眠ってしまう人)に使うのは多くの場合危険だと思います。私なら患者さんには使いません。
ちなみに私の職場では最近、いままで使っていたビーズ式(電子レンジで暖めるタイプのもの)のヒーティングパッドが禁止になり、ぬるめの温湯が循環するパッドしか使ってはいけないことになりました。これもビーズ式では暖め方によって熱すぎる部分ができてやけどを起こす可能性があるからです。要するに一定温度以上になる可能性のあるものは一切使わないということです。薬のミスを防ぐために、ミスできないシステムをつくる、というのと同じ理屈です。

| Yuko RN | 2005/02/17 8:48 AM |








※適当に改行入れてくださいませ(特に半角文字使用の場合)


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