[PR] ペット販売 「うつぶせ療法」が話題になってるんすか? | ある“遅咲き”男の看護学
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「うつぶせ療法」が話題になってるんすか?
 今日、たまたまラジオで聞きました。どうも兵庫県加西市の市立加西病院が本場だそうで、聞いててなかなか面白かったのできろくしときます。
 で、「うつぶせ療法」で検索してみたところ、少なくとも30件のヒットがありました。それらを順に見ていくと、だいたいのことが分かるようになってます。

 今ちょうど、絶対安静の床上患者がいる状態でのリネン交換を実習しているわけですが、そういう人が寝たきりにならないためには、良いチャレンジになるのではないかと感じました。なんと認知症の予防や改善も期待できるらしい。そりゃそうだな。なんてったって変わった刺激だもん。これはいいアイディアだと直感できます。

 それにしても、こういう試みは、そんなに理論的に難しいわけでもなく、お金もかからず、窒息防止などのちょっとした心がけさえあれば、やってみて損はない技術だと思います。それなのに、あんまりやってみてる人はいないのかなあ。

参考URL
http://www.hospital.kasai.hyogo.jp/kango/fukugai/
fukugai09.htm

===以下新聞記事===

寝たきりの弊害「うつぶせ」で改善 市立加西病院の取り組み
2002/10/18
 手足の関節が固くなったり、床ずれが生じるなど寝たきりの弊害が、うつぶせ状態になるだけで改善される「うつぶせ(腹臥位(ふくがい))療法」が注目されています。寝たきりの男性が車いすに乗れるようになったり、一年間まったく言葉を発しなかった痴ほう症の女性が呼びかけにこたえた―など、劇的に好転した報告もあり、介護現場での普及も見込まれています。先駆的に導入した市立加西病院を訪ねました。(竹内 章)


嚥下障害や床ずれ解消/特別な設備や薬不要/在宅での普及に期待

 「今日もがんばってみましょうか」

 加西病院東館四階の二病棟。看護師二人がペアになって入院患者をうつぶせにしていく。パーキンソン病や脳梗塞(こうそく)を患うお年寄りだ。

 うつぶせ療法は、特別な設備や薬剤は不要。体の状態でうつぶせが難しい患者は、横向きよりも腹側をベッド面に倒しクッションなどを抱かせ「半腹臥位」にしている。

 心疾患や意識障害が強い症例を除き、主治医の許可と家族の同意を得て実施。食後を避け、最初は五分程度。慣れたら三十分、中には二時間うつぶせ姿勢を保つ人もいる。定期的な見守りと患者への声かけは欠かせない。ベッドからの転落や窒息には特に注意が必要だ。

 「これが私のリハビリ」とパーキンソン病の男性(70)。一回三十分のうつぶせを日に三回。入院前は自宅でも続けていた。「便秘もなくなって手足の震えも少なくなったようだ」と話す。
◇       ◇       ◇

 同病院がうつぶせ療法を始めたのは一九九八年。当時の看護部長が専門誌で目にして試験的に始めたところ、症状が好転する報告が相次いだ。

 ケース1 脳梗塞を患い、肺炎で入院した七十八歳の男性は、全介助でおむつを使用、言葉を発することもほとんどなかった。半腹臥位の実施二日目で自分でナースコールを押し、三日目には腹臥位を望み「車いすに乗る」と意思表示。退院時にはベッドから車いすに移れるようになった。

 ケース2 痴ほうなどで一年間発語がない九十歳の女性。嚥下(えんげ)障害による全身衰弱で入院。療法開始九日目で嚥下訓練食が全部食べられるようになった。同室患者の会話に反応して、言葉を口にした。担当看護師の名前と顔も覚え、表情もしっかりしてきた。

 ケース3 パーキンソン病の六十九歳の女性は、かぜによる入院でADL(日常生活動作)が全介助に低下。リハビリに合わせ半腹臥位を始め、一カ月後、上肢の力を取り戻し、食事やボタン留めが自力で可能に。二カ月後に排せつ、三カ月後につたい歩きができるほどに回復した。

 「当初は半信半疑のスタッフもいましたが、目覚ましい成果が次々に得られ、九九年から病院挙げての取り組みになった」と看護部の谷口久代副部長。

 学会での発表も反響を呼び、加西病院には医療機関だけでなく特別養護老人ホームからの見学が相次いでいる。うつぶせ療法を実施した患者は百人を超えた。
◇       ◇       ◇

 成果を上げるうつぶせ療法だが、実践している施設はごくわずか。提唱されたのが比較的最近とあって、医療現場への浸透はまだ途上にあるためだ。同病院看護部は研究会をつくり、症例の検討分析している。

 寝たきり高齢者は全国で三十二万人超。介護施設や自宅でもできる寝たきり予防策として、うつぶせ療法への期待は高い。「病院内だけでなく在宅ケアにもこの療法を広げることができれば。そのためにも事例を積み重ね、厳密な効果判定や適応基準をつくりたい」と谷口副部長は話している。

 同病院TEL0790・42・2200(代表)。
「効果」 関節の拘縮緩和/精神面にも刺激

 寝たきりはADLの低下を招く。ひじやひざの関節が固くなる「拘縮」が生じ、体を動かすことが減り、いっそう拘縮が進行する。自分で自分の首を支えることも難しくなるので、食べにくくなり、食物が誤って気道に入り肺炎をおこしやすくなる。背中が絶えず圧迫されているので床ずれもできやすい。排せつ機能も衰え便秘になったり、ぼうこうに残った尿が原因で発熱、尿路感染症を併発することもある。

 うつぶせになることで筋緊張が解け、自重で拘縮が弱まる。後頚(こうけい)部の筋緊張も解けるため嚥下障害も改善。気管支に長期間たまっていたたんも吐き出しやすくなる。

 精神面への効果も期待されている。仰向けの寝たきりという無刺激状態に比べ、てのひらをベッドに押し当てる姿勢は、中枢神経の活性化効果が見込まれている。無関心やせん妄など精神障害があった患者が、次第に表情が豊かになり言葉を発した例もある。
「同病院看護部検証」 トイレ動作 半数が改善/笑顔、発語など変化も

 ADLが低い高齢者や寝たきり患者への“うつぶせ効果”について、同病院看護部は立証を進めている。過半数で排せつ動作が改善され、更衣や入浴でも四割に自立度向上がみられた。身体的機能の回復に加え、発語が増えたり周囲への関心が高まるなど、精神面の効果もうかがえた。

 調査対象は入院中の三十六―九十三歳の患者四十一人で、平均七十三歳。九九年三月から翌年一月に調べた。

 介護保険の寝たきり度判定基準に照らすと、うつぶせ療法をする前は、「ランクC1」(全介助で寝返りができる)が八人、「ランクC2」(全介助で寝返りができない)が二十四人いたが、退院時にはそれぞれゼロと、三人に激減。他は、自立度の高いランクBやAに改善された。

 個別の動作では、排せつは全介助の状態からおむつ交換時のヒップアップや側臥位まで可能になったのが六人、部分介助からポータブルトイレでできるようになったのが五人、三人は自立に達した。

 入浴は、全介助から部分介助が十五人、部分介助から自立が二人。車いすからベッドへの移乗は、十七人は状態に変化がなかったが、部分介助まで改善されたのが十二人、六人が自立できるようになった。

 知的機能では、二十四人に改善が確認された。笑顔がみられるようになり、自らうつぶせになったり、物を取ろうとするなど自発的な行為も。五年ぶりにあいさつの言葉を発した患者もいた。

http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/kaigo140.html

===以下新聞記事===

“うつぶせ”療法 生活動作改善63%


◆寝たきり予防に

photo  寝たきりの予防法として、うつぶせ姿勢を取る「腹臥位(ふくがい)療法」が注目されています。筋肉や内臓の働きが弱ったり、意欲が衰えたりする症状を予防、改善する効果があり、病院を中心に取り入れるところが広がっています。家庭で試す場合は、まず主治医に相談しましょう。(長谷川 敏子)

 兵庫県加西市の小牧明さん(80)は、毎日午後の30分間、うつぶせになる腹臥位療法を続けています。

 小牧さんは脳こうそくを再発し、10月初旬に市立加西病院に入院。同月末からこの療法を始め、退院した後も自宅で続けています。

 「便秘がちで、のどにたんがからむことが多かったのですが、療法を始めた翌日から毎日便通があり、せき込むことも少なくなりました」と、妻の文子さん(74)。

 同病院では3年前から、パーキンソン病や脳血管障害などの患者を対象に、この療法を導入しています。昨年4月までに療法を行った入院患者87人のうち、着替えや歩行など7項目の日常生活動作のいずれかが改善した人は、63%。自発性が生まれるなど知的な機能が改善した人は88%に上りました。

 看護副部長の谷口久代さんによると、必ず全員に効果があるというものではありませんが、▽床ずれが治った▽無表情だった人に笑顔が戻った▽歩けるようになった――など、様々な変化が多くの人に見られたそうです。

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〈1〉食前か食後1−2時間たってから 食後すぐは、胃を圧迫して消化を妨げる。胃ろうなど注入食を取っている人は特に、食べた物が逆流しやすい。
〈2〉最初は5―10分から。慣れれば30―60分に延ばす お年寄りが嫌がらなければ、60分以上でもかまわない。
〈3〉顔の下にはタオルを 鼻水やたんが出やすくなるので、敷いておくとシーツが汚れない。
 うつぶせに寝てひじを曲げ、手のひらを敷布団に当てるのが基本の姿勢(図1)。谷口さんは、「自分の体重を生かして、寝ながらストレッチをしているような状態で、手足が縮こまってしまうのを防げます」と説明します。

自己流は危険

 手のひらを布団につけることで、大脳の自律神経をつかさどる視床下部に刺激が伝わり、意識がはっきりします。あおむけで寝ている状態に比べ、自力で首や上半身を持ち上げやすく、腸も刺激を受けて活発に働き、便が出やすくなります。

 特別な道具は不要ですが、骨折や窒息を防ぐ注意が欠かせません。長い間寝たきりの状態だった人は、骨が弱っていることが多く、無理に動かすと骨折します。まひなどでうつぶせになれない人は、半腹臥位から始めます(図2)。

 うつぶせになれる場合でも関節が開きにくい人には、足やおなか、胸などの下にクッションを当ててすき間を埋めると楽になります。顔を横に向けられない人の窒息予防には、顔の下に輪形のクッションなどを当てて空間を作り、目を離さないようにします。

 在宅介護に取り入れる際の注意点について、健和会臨床看護学研究所(東京)所長の川島みどりさんは「自己流でするのは危険。必ず、かかりつけの医師や訪問看護師と相談して」と言います。

 訪問看護ステーションなどを運営する「まちかど広場戸ヶ崎」(埼玉県三郷市)の理学療法士川面史郎さんは「痛みをこらえてするものではありません。お年寄りの表情がゆがんだり、体がこわばったりしていないか様子を見ながら行って下さい」とアドバイスしています。

 その他の注意点を別掲の通り谷口さんに聞いてまとめました。

 
腹臥位療法
 1989年の日本老年医学会で「うつ伏せ療法」として発表されていたが、97年の日本神経治療学会で神経内科医の有働尚子さん(VITA臨床生命学研究所長)が「腹臥位療法」として報告、看護雑誌などでも広く紹介した。99年には腹臥位療法推進研究会(代表=日野原重明・聖路加国際病院理事長)が設立。各地の病院に広がり、様々な効果が報告されている。

(2002年12月22日 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigogaku/ka2c2201.htm
看護師の専門性23:36comments(4)trackbacks(0)
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はじめましておおぬきと申します。

父が寝たきりなので朝晩、半うつ伏せをやってまして痰も
自然に流れ出てくるし,結構手ごたえがよかったのですが、
この夏の暑さのせいで
弱ってしまい誤嚥と感染で肺炎になってしまいました。


今、入院中で
もしかしたら胃ろうになるかもしれないのですが
呼吸系によくきくというこの方法を続けていきたいと思うのですが

胃ろうの老人でも半うつ伏せって大丈夫なのでしょうか?
主治医に確認といってもこの療法に理解のない医師や看護婦さんに
きいたらよけいなことするなって頭から否定されそうですし。

この療法にくわしい医師や看護婦さんからだめっていわれたらその通りなんだと思いますが。そういう方はまわりにおりません。
知っていたら教えてもらえるとうれしいです。
| おおぬき | 2013/09/14 1:08 PM |

コメント書きまくってすみません。
つぼです。

このような療法が、国家試験問題に出題されるようになるまでどれぐらいの時間がかかるのかなぁ?
って考えてしまいました。

新しい有効な情報は、【国家試験直前暗記項目】とか
【絶対出題問題】として情報公開をしてもいい気がする。

数問の出題問題開示で、医療情報が早く全国的に広まればコストパフォーマンスがすごい良いと思うんだけどな。。。

ま、とりあえず1ヶ月切ったし。。。
今頃、そんなのされても困るけど

BLOG読み終えたし・・・・
さぁ、勉強がんばるぞ!
つぼ | 2005/01/30 4:53 AM |

いのうえゆかさん、毎度お世話になります。
これ、もう結構データも出てるので、機会があったら実践してみませんか^^。この兵庫県の看護師さんも喜んでくれると思いますし、基本的にこういうのは楽しい実践ですもん。
便秘に効くなんていう話を聞いたら、うら若き女性にも試してみようって人が何人も出てきたりして^^!
| woaini | 2005/01/27 7:45 PM |

こんにちは
うつぶせ寝にこんな効果があるとは知りませんでした。
呼吸困難の看護に「体位ドレナージ」というのがあり、いろんな肺野の痰の貯留に対応する姿勢があり、腹臥位や、腹臥位でくの字になったりしてるイラストがあります。
実際にそんな格好してる患者さんみたことなくて、教科書にのってるようなことなのに、なんで実践されてないのかと思ってたんですが、そんな副効用もあるんなら、もっと取り入れられたらいいのに。
今までやったことない+人手がいるってことでやってないのだろうとは思うのですが(病室で患者さんが腹這いでくの字に寝てたらちょっとびっくりするだろうしな)もったいないことです。
| いのうえゆか | 2005/01/27 11:54 AM |








※適当に改行入れてくださいませ(特に半角文字使用の場合)


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